THE FLY
★★★★★
1958年公開「ハエ男の恐怖」のリメイク作品。
天才科学者セルは「隣り合う2つのポッドの片方に収めた物体を細胞レベルで分解し、もう片方へ送った後、元の状態に再構築する」という物質転送機「テレポッド」を開発していた。
ある時テレポートの実験中、テレポッドの中にハエが紛れ込んだことに気付かずに自身をテレポートさせた結果、セルとハエの細胞が混ざりあってしまった。
当初は何も起こらず、セルは実験が成功したと思っていたがやがてセルの身体に様々な異変が起こり始める……
80年代VFXモノの中ではかなり好きな作品。
何かよからぬことが起きると感じさせるプロローグ、セルの身体に起こる急激な変化、そして一度観たら忘れられないであろう壮絶なラスト。
いい意味か悪い意味かは観た人によるかもしれないが、必ず印象に残る映画になること間違いなし