星に願いを(I.Q.)
ニューヨークの恋人
★★★★★
1876年、貴族のレオポルド公爵(ヒュー・ジャックマン)はひょんなことから現代のニューヨークへとタイムスリップしてしまう。
当初は歴史と文化の違いに戸惑うが、居ついたアパートで知り合ったキャリアウーマンのケイトや、ケイトの弟チャーリーと過ごすうちに徐々に現代の生活になじんでゆく。
やがてケイトと恋に落ちるが、過去の人物であるレオポルドは元の時代に戻ることを決心する……。
メグ・ライアンとヒュー・ジャックマンとか最高の組み合わせというだけでなく、話も面白い。
タイムスリップものによくあるコメディさと純なラブストーリーがうまく調和している印象。
ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
★★★★★
ハリーポッターシリーズ待望の新シリーズ。
と言ってもハリーポッターはほぼ関係なく、ハリーの時代の2世代くらい前の話(主人公がニュートがルーナの旦那の祖父なので)
ファンビは全5部作らしいがとりあえず今作はハリーポッターシリーズを全く知らなくても楽しむことができる。
ハリーポッターシリーズとの共通性はお馴染みのいくつかの呪文、用語、ダンブルドア(名前のみ)、そして死の秘宝にも登場したあの人物といったところ。
物語の焦点は基本的に魔法動物にあてられているので、ハリーポッターシリーズ序盤にあった不思議で奇妙な世界観を今一度思い出させてくれる。
魔法動物がわんさか出るシーンはとてもワクワクした。
また有名すぎない俳優を起用していることから、より新鮮な気持ちで5部作の第1作目として観ることができるはずだ。
エンターテインメント性もさることながら、ストーリーも比較的快活明快。
これからファンタスティック・ビーストがどのような展開になっていくのか、非常に楽しみだ!
タワーリングインフェルノ
★★★★★
公開から30年経った今でも色褪せないパニック映画の金字塔。
地上550メートル・138階、サンフランシスコにそびえ立つ世界最大の超高層ビルが、その落成式の日に地下の発電機の故障から火災を発し、やがて数百人の生命を飲み込む炎の地獄と化して燃え上がる。その大惨事を中心に、直面した人々のドラマを描く。(wikiより)
ワーナー、20世紀フォックスの2大映画制作会社の合作ということもありマックイーンとニューマンの共演が実現。また、制作規模も30mもの高さのミニチュアの使用、5階建でのセットを複数設営するなどかなりのもの。
内容は2時間越えの長編であるが、それを感じさせないほど終始手に汗を握る連続である。
映画ではなく実際にあったことを第三者の視点で追っているような感覚にさえ陥る。
それほどにまでリアリティに溢れた映像と役者の演技は誰にとっても見応えのあるものになるはずだ。
THE FLY
★★★★★
1958年公開「ハエ男の恐怖」のリメイク作品。
天才科学者セルは「隣り合う2つのポッドの片方に収めた物体を細胞レベルで分解し、もう片方へ送った後、元の状態に再構築する」という物質転送機「テレポッド」を開発していた。
ある時テレポートの実験中、テレポッドの中にハエが紛れ込んだことに気付かずに自身をテレポートさせた結果、セルとハエの細胞が混ざりあってしまった。
当初は何も起こらず、セルは実験が成功したと思っていたがやがてセルの身体に様々な異変が起こり始める……
80年代VFXモノの中ではかなり好きな作品。
何かよからぬことが起きると感じさせるプロローグ、セルの身体に起こる急激な変化、そして一度観たら忘れられないであろう壮絶なラスト。
いい意味か悪い意味かは観た人によるかもしれないが、必ず印象に残る映画になること間違いなし
キャビン
★★★★☆
ホラーの常識を覆す異色のホラー?映画
山小屋に若者5人が泊まり、地下室で見つけた日記に書いてある呪文を読んだらゾンビが蘇っちゃうっていう「死霊のは〇わた」みたいな感じで始まるこの映画。
物語が進むにつれ、普通のホラーじゃないことに気づきます。ていうかホラーじゃないです(笑)
確かにゾンビ出るし人は死ぬし多少グロイんだけど、終盤のそんなことどうでもいい感がすごい!
言うなればエンターテインメント。
怖いもの観たさでこの映画を観ると裏切られます。いい意味で(笑)
ちなみにマイティ・ソーでお馴染みクリス・へムズワースやまさかのシガニー・ウィーバーが出ますがなんて言ったってヒロインのクリステンコノリーが可愛い!
女子大生役で出てますが、彼女この時32歳。
もうたまりませんよね。これは森高千里を越えた。作中ではほぼ処女らしいです。ほぼ?
あとマーティの吹き替えが桜塚やっくんなんですが、これが結構上手い。しかもマーティ、すげえキーマンだし……
彼を思い出す意味でも吹き替えで観るといいかも
ナッティプロフェッサー クランプ教授の場合
★★★★★
エディ・マーフィーお得意。1人複数役が炸裂する迷作
大学教授であるクランプ教授は短時間で急激に痩せることができる薬を開発。
痩せたクランプ教授は謙虚で温厚な性格が一変。お調子者で自己中心的になってしまう。
クランプは痩せたことで意中の人に自信を持って接することができると思っていたが、逆に避けられてしまうことに。
クランプは次第に本当の自分でいることの大切さに気づいていくが……
とにかくくだらないネタで大笑いしたい人にはおすすめ!
結構下品なとこもあるが、ストーリーも結構ちゃんとしていてクランプ教授の人の良さやキャラクターはやはり愛すべきものであると感じる。
個人的には大好きな作品で定期的に観たくなる作品。