キャッチ・ミー ・イフ・ユーキャン
★★★★★
1980年に出版されたフランク・W・アバグネイル・Jr著の自伝小説『世界をだました男』を元に製作されたノンフィクション。
世界を股に掛け小切手偽造事件を起こす男とそれを追うFBI捜査官の物語。
アバグネイルJrについて調べればわかるのだが、驚くべきことにこの映画に殆ど脚色はない。
身分詐称や脱獄など出来すぎてるぐらい鮮やかなものだが、実際にアバグネイルが行った所業というのだから驚き。
また、この映画が単なる犯罪者と捜査官の追いかけっこだけでは終わらない。
アバグネイルの生い立ちやアバグネイルと捜査官ハンラティとの奇妙な絆もまた見所である。
何となく幸せな気持ちになるラストもよい。
良い映画を観たいという時に薦めたい1本