俺的!映画レビュー

気まぐれに観た映画をレビューしてます

愛しのローズマリー

f:id:nogichinko:20161104015528j:plain

★★★★☆

ジャック・ブラック主演。


中身はどうであろうと、ひたすら外見の美しい女性ばかりを追いかけていたハル(ジャック・ブラック)は、ある時大物カウンセラーから催眠術をかけられ、内面の美しい女性が美しく見えるようになった。そして、ある女性、ローズマリー(グウィネス・パルトロー)に一目惚れするが実は彼女は体重100キロを越える巨体の持ち主だった……



ありそうでなかった勘違い?ロマンティック・ラブコメディ。周りのローズマリーへの視線とハルの紳士的な態度のギャップがひたすらに面白い!

椅子に座ればぶっ壊れ、人一倍沢山食べ、街を歩けば白い目で見られる。だがそんなローズマリーをハルは優しく受け止める(ハルに見えてるのはめっちゃ可愛いグウィネスw)


ジャックブラックはイケメンではないが、どこか包容力のある雰囲気と優しさを持つ男を演じたら右に出る者はそういない。

本当に人に好かれる人ってこういう人間なんだと、ハルを見ていると思ってしまう。


映画を観ている側にも、ローズマリーは基本的に痩せた可愛いグウィネスで映ってるのでビジュアル的にはハルと同じ視線で見るが、本当のことを知っているのは見ている私達だけ。なんというか、それがドッキリに引っ掛けているようで妙におかしい。


ただコメディ要素ばかりではなく、しっかりロマンティック要素もある。ローズマリーがハルに惹かれていく様はなんとも愛らしく、キュンキュンしてしまう(本当はデブでも映ってるのはとびきり可愛いグウィネスだからね)




最後にハルとローズマリーがどのような結末を迎えるのか、それは実際に観て確かめてほしい



スカッと笑いながら、キュンキュンできるオススメの1本