ホリデイ
★★★★★
主演:キャメロン・ディアス、ジュード・ロウ、ケント・ウィンスレット、ジャック・ブラック
休暇中に家を交換するホーム・エクスチェンジを題材にしたロマンティックコメディ。
偶然にも同時期に恋に破れた女性2人がホームエクスチェンジをしたことで新たな恋のきっかけとなるのだが、ダブルヒロインがとても魅力的で男の私でも思わず感情移入してしまう(笑)
また男性も男の目から見てもカッコよく、紳士的なグレアム(ジュード・ロウ)、包容力があり、優しさ溢れるマイルズ(ジャック・ブラック)は惚れてしまうほどだ。
ちなみにこの作品がきっかけでジャック・ブラックが好きになった。
雰囲気や登場人物の素直さ、そして観やすいストーリー。観れば元気になる、タイトルの通り休日に観るのにピッタリな作品。
幸せの隠れ場所
★★★★★
NFLドラフト1巡目でボルチモア・レイブンズに指名されて入団したマイケル・オアーのエピソードに基づくマイケル・ルイスのノンフィクション『ブラインド・サイド アメフトがもたらした奇蹟』(The Blind Side: Evolution of a Game)を映画化をしたもの。
家族と共に車で帰路に着く途中、リー・アンは、一人で雨に濡れながら夜道を歩くマイケル・オアーに目を留める。彼を放っておけなかったリー・アンは自宅に連れ帰りマイケルの境遇を知ると、一家に迎え入れることにした。リー・アンがアメリカン・フットボールでのマイケルの持つ才能を見い出したことから、彼は一気にスター選手へと開花していく…
登場人物がとにかく素敵。マイケルを受け入れるテューイ家は一家揃っていい人だし、学校の先生もマイケルの人柄を認めて協力してくれるし、最後にちろっと出る家庭教師のおばさんも献身的。
普通こういう話って誰かしら主人公を受け入れないやついるんだけど…
話もヒューマンドラマとしてかなり完成されているし、ノンフィクションというからこれまた驚き。マイケルが徐々に心を開いてテューイ一家に打ち解けていく様や周りがマイケルを受け入れていく過程は観ていてとても心地よい。
ジャケットでアメフトメインの作品と思っていたが、そんなことはなく実際は誰でも感情移入できるような作品で観ていてとても気持ちの良い映画だった。
天国に行けないパパ
★★★★★
タブ二ー・コールマン主演
あと5日で定年を迎える予定の刑事、バートは手違いで不治の病だと診断されてしまった。生命保険にも入っていなかったバートはまだ幼い息子に金を残すことができないことに絶望する。
しかし、警官としての死亡時に多額の補償金が出ることを知ったバートは定年の期日までに何とか殉職をしようと画策し始めるが…
勘違いから起こる騒動というありがちな設定だが、臆病者で何となく人生を過ごし妻とも別居して子供だけが生きがいというバートが最後の人生を字のとおり命懸けで生きるようになっていく姿がカッコイイ!
終始一貫して何故か笑えてしまう反面で、アクションが無駄に本格的(笑)
笑い感動アクションと全体のバランスが非常によく取れている爽快な作品
ショーシャンクの空に
★★★★★
映画好きなら1度は観ておかないと損する作品。
冤罪によってショーシャンク刑務所に入れられたアンディ。絶望の淵に立たされたアンディは銀行員であった経験を活かし、刑務所内で特別な立場を築き上げる。そこでアンディは賄賂や刑務官による殺人が横行する劣悪なショーシャンクからの脱走を計画し始めるが…。
完成された脚本とスリルと希望の調和が素晴らしい。ラストまで観終わった時その爽快感に思わず酔いしれるはずだ。
まだ観たことがない人には今すぐにでも見て欲しい一作