天国に行けないパパ
★★★★★
タブ二ー・コールマン主演
あと5日で定年を迎える予定の刑事、バートは手違いで不治の病だと診断されてしまった。生命保険にも入っていなかったバートはまだ幼い息子に金を残すことができないことに絶望する。
しかし、警官としての死亡時に多額の補償金が出ることを知ったバートは定年の期日までに何とか殉職をしようと画策し始めるが…
勘違いから起こる騒動というありがちな設定だが、臆病者で何となく人生を過ごし妻とも別居して子供だけが生きがいというバートが最後の人生を字のとおり命懸けで生きるようになっていく姿がカッコイイ!
終始一貫して何故か笑えてしまう反面で、アクションが無駄に本格的(笑)
笑い感動アクションと全体のバランスが非常によく取れている爽快な作品
ショーシャンクの空に
★★★★★
映画好きなら1度は観ておかないと損する作品。
冤罪によってショーシャンク刑務所に入れられたアンディ。絶望の淵に立たされたアンディは銀行員であった経験を活かし、刑務所内で特別な立場を築き上げる。そこでアンディは賄賂や刑務官による殺人が横行する劣悪なショーシャンクからの脱走を計画し始めるが…。
完成された脚本とスリルと希望の調和が素晴らしい。ラストまで観終わった時その爽快感に思わず酔いしれるはずだ。
まだ観たことがない人には今すぐにでも見て欲しい一作
星に願いを(I.Q.)
ニューヨークの恋人
★★★★★
1876年、貴族のレオポルド公爵(ヒュー・ジャックマン)はひょんなことから現代のニューヨークへとタイムスリップしてしまう。
当初は歴史と文化の違いに戸惑うが、居ついたアパートで知り合ったキャリアウーマンのケイトや、ケイトの弟チャーリーと過ごすうちに徐々に現代の生活になじんでゆく。
やがてケイトと恋に落ちるが、過去の人物であるレオポルドは元の時代に戻ることを決心する……。
メグ・ライアンとヒュー・ジャックマンとか最高の組み合わせというだけでなく、話も面白い。
タイムスリップものによくあるコメディさと純なラブストーリーがうまく調和している印象。
ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
★★★★★
ハリーポッターシリーズ待望の新シリーズ。
と言ってもハリーポッターはほぼ関係なく、ハリーの時代の2世代くらい前の話(主人公がニュートがルーナの旦那の祖父なので)
ファンビは全5部作らしいがとりあえず今作はハリーポッターシリーズを全く知らなくても楽しむことができる。
ハリーポッターシリーズとの共通性はお馴染みのいくつかの呪文、用語、ダンブルドア(名前のみ)、そして死の秘宝にも登場したあの人物といったところ。
物語の焦点は基本的に魔法動物にあてられているので、ハリーポッターシリーズ序盤にあった不思議で奇妙な世界観を今一度思い出させてくれる。
魔法動物がわんさか出るシーンはとてもワクワクした。
また有名すぎない俳優を起用していることから、より新鮮な気持ちで5部作の第1作目として観ることができるはずだ。
エンターテインメント性もさることながら、ストーリーも比較的快活明快。
これからファンタスティック・ビーストがどのような展開になっていくのか、非常に楽しみだ!